JeS[ʈꗗ: 長く、一途に、.ひたむきにこの仕事

海外へ出たことで良い刺激を受けた

私は日本のごく平凡な家庭に生まれた、現在30代半ばの者です。小さな頃から車が大好きで、高校生になったあたりから「将来は自動車関係の会社に就職したい」と思うようになりました。そして、その頃(1990年代後半)は海外留学へいく学生が増えてきた頃でもありました。私も例にならってニューヨークの大学へ進学することを決めたのです。

もちろん日本の大手自動車会社に勤めたいという気持ちは変わっていませんでしたので、そのために役立ちそうな科目をとり、他の米国人と混ざって一生懸命勉強しました。普通の語学留学とは違い正規留学なので英語は出来て当たり前、プラスαを身につけるという環境にいた私は、苦労しながらも皆に受け入れてもらって大学を無事に卒業しました。

帰国後、念願の大手自動車会社に就職を果たし、新人である数年間は社内で一通りの仕事を経験しながらスキルを磨きました。その後、私の留学時代に培ったスキルも合わせて認められ、アメリカに赴任が決定したのです。

私の仕事内容は、専門職にあたるので具体的なことは申し上げられませんが、日本人ゆえのきめ細やかな仕事ぶりと、留学を経験したことで身に付いた米国人との接し方(交渉の仕方なども含め)が大いに活用できるので、非常に重宝されています。

冒頭申し上げたとおり、私は30代半ばで、社会的にはまだ若い部類だと思います。しかし、ただなんとなく大学を卒業して一流企業に勤めるのではなく、自分の本当にやりたいことを決め、それに向かって事を進めていく、そんな人生の歩き方は非常に有効だと思います。私は海外へ出たことで良い刺激を受けました。日本にいたらいつまでも型にはまった考えで一生を過ごしていたと思います。

2014.07 (Patricia-LS)

日本の零細企業の技術を海外へ

日本には町工場が集まっている街が至るところに存在します。

たとえば、大阪府東大阪市をご存知でしょうか?

社長と従業員一人だけなどという会社もたくさんあります。
そんな小さな会社ですが、技術力はとてもすばらしいものを持っているところが多いです。
しかし、現在ではほとんど製品の受注がなくなってしまい、町工場は最盛期に比べかなりの数が倒産に追い込まれています。

バブル期には、大手電機製品メーカーや、大手自動車メーカーなどは、こぞって海外に部品を作る工場の拠点を移しました。その方が少しでも安く部品の製造が出来るからです。

しかし、その結果はどうでしょうか。

海外では安く製品を作ることは出来ましたが、品質は決して高いものとは言えません。 よって、大手家電メーカーや自動車メーカーの商品の品質はかなり落ちてしまったと言っても過言ではないでしょう。

日本の下町の工場で作られた製品は、手間がかかっている上に、長年培った技術力によってとても品質の高いものが多いです。そのような技術を、海外の途上国などにどんどん輸出していくべきなのではないでしょうか。

町工場で働いている人を海外に派遣し、そこで現地の人に教える。そこで技術料をもらうことで町工場の人も利益になります。
また、品質の高い製品が作られることで、大企業の利益も上がることでしょう。

以前のように、日本の町工場がにぎわう時代が来ることを望みます。

2014.05 (Azuki-LS)

人口減少の中で日本の生きる道 (長く長くひたむきにこの仕事を続けられる社会へ)

(1) 高齢化社会から人口減少社会へ

日本では、急速な少子高齢化が課題となっていますが、これからはそれに追い討ちを掛けるように人口減少が進行します。
こうした社会背景の中で、日本が元気に生きるためのヒントを考える必要があります。
産業界は、こうした社会背景を踏まえて、根本的に考えを変える事が必要です。


(2) 電機業界に見るヒント

日本を支える産業は、時代と共に変化し、最近では少し前まで花形であった電機業界が、大きな変革の渦にさらされました。
無線や音響、映像機器には余りにも多くの企業が参入し、こうした機器がデジタル化によるコモディティー化で国際価格競争に次々に破れたのです。
その一方で、内需を中心とした白物家電は堅調で、利益を確保出来ているのです。

ここにも、ヒントがあります。コモディティー化する事のない製品を、やみ雲に数量を追い求めずに利益を確保する経営を考える事です。

しかし、内需中心では人口減で、需要はジリ貧です。
それをカバーする為の輸出や海外生産でグローバル市場をじっくりと拡大する必要があります。

急拡大ではなく、日本製品の良さが認識されるマーケットをグローバルにじっくりと育てながら拡大するのです。


(3) 過当競争の排除

内外需を一気にターゲットとし、不毛な価格競争に巻き込まれる事なく、自社の得意とする分野を集中深耕し、自社製品の価値を高め、価値を買ってくれる市場を攻める必要性があるのです。

競合メーカーは、他社の力を認めて勝てない勝負に突き進まず、得意分野の分業体制を自然と構築する事です。


(4) 国際分業と日本製品のグローバル拡大

知恵を集積し、付加価値の高い製品に特化し、それをじわじわと拡大する戦略は、TPPでゆれる農産物にも言える事です。

例えば、関税が下がれば、輸入米も増えるでしょう。しかし、月並みな品質の米は、いわばコモディティー化されたデジタル機器と同じです。

これを防ぐ為に、米作を補助金で保護するのは、やはり問題です。
輸入米も増えるかもしれませんが、美味しくて安全な米を日本食と共に、世界に販売し、輸入による落ち込みをカバーする事を実践すべきです。輸入米がなくても、やがて人口減で内需は減少する事は避けられないのですから。

中国や東南アジアが豊かになれば、日本の高級米の需要は増大します。
なんちゃって日本食ではなく、本格的日本食を世界に広める中で、日本の米のグローバル需要を創造して行くべきなのです。


(5) 長く長くひたむきのこの仕事が教える事

日本には伝統的な産業が多くあり、そこには長く長くひたむきにこの仕事を追い求めて来た老舗企業があります。

人口減少社会では、どんな先端産業でも、長く生き残れる力のある企業をお互い認識し、そうした企業によって、その産業が伝統産業となれるだけ、磨き続ける必要があるのです。

究極の日本の産業構造は、伝統的な産業から、先端的な産業まで、過当競争ではなく、グローバルに生き残れる企業が、長く長くひたむきにこの仕事を行う事ができる状態にする事ではないでしょうか、、、。

2014.05 (R2GG-LS)

金型について提案と考え方

少し日本の家電から自動車までの下支えをしてきた金型について提案と考え方を投稿してみたいと思います。

最近ネット上やニュースなどで取り上げられています3Dプリンターは、金型無しで図面さえあれば一発で製作できます。

御存知の通り、生産コスト等々で海外に生産拠点を移してしまいました。

でも本当のもの作りの本質は、勿論コストも優先しなければいけませんが、その金型を設計する技術者が何処の部品でどの様に使われるのか、にあり、それもわからず着手していることが問題であるように思います。

今現在、日本の大阪で言えば東大阪あたりの町工場では優秀な金型屋さんは存在しています。

私が言いたいのは、当たり前の話ですが、プレスで打ち抜く時にバリが出ないような金型を考案しないと後工程に手間隙が係りコストが上がってきます。

要は、日本から出て行った生産拠点の今の一番最悪な部分は、コスト優先のもの作り、言い換えれば金型作りといえます。
今しぶとく残っているメーカーの設計技術者には金型の本質を勉強させるべきです。

今の日本には、そのような金型のもの作りをおこなう老練な技術者がいなくなってしまったのではないでしょうか。

ただ、発注する側も受ける側も、コスト優先ではなく、金型が本当に解っている会社や技術者に頼むべきかと思います。

これは民間の一企業だけではなく官民一対の底上げのもの作りが出来る道場か開発会社がやるべきかと思います。

このように投稿しても本質をなかなか理解していただくのが難しいかも知れません。 しかしこれはあらゆるところに使用されている元の金型の冶工具ですから、生産現場だけではないように思います。

2014.04 (usa-LS)

万年筆を1から手作りする..大橋堂

仙台市の街中の、ビルの一室に、その工房はあります。

名前は「大橋堂」。

銀座の有名な文房具屋でも置いていない、けれど万年筆の業界では知らない人はいない場所。

ここでは、あの万年筆を全て1から作っています。工芸品なら、1から手づくりもイメージできますが、どちらかというと工業製品よりな万年筆を、手づくりで行う姿はとても興味を引きます。

実際に大橋堂の工房を見学させて頂いたのですが、足踏みの横向きろくろのようなものに、万年筆の軸となるエボナイトという素材を回転させて、それに刃をあてて丁寧に削りだしていきます。ふたと軸をしっかりねじで締められるのですが、削りだしたそれぞれのパーツがぴったりはまった瞬間は感動ものでした。

基本的にはオーダーメイドで、まず筆跡や筆の持ち方を観察してどういった万年筆にするかを一緒に考えてくれます。

素晴らしいのは、一度売った万年筆は、生涯メンテナンスを行ってくれることです。
商品開発の競争が進むものづくり業界ですが、作り手としっかりとコミュニケーションが出来て、なおかついつまでも面倒を見てくれるところはなかなかありません。

全国各地の百貨店などで、作る様子などデモンストレーションなどをして足を使って売りにいく姿勢も素晴らしいです。その際に、昔買ってくれた人が訪れてメンテナンスを頼んだりするそうです。

伝統工芸と工業製品の間を、技術や思想など様々な面でつないでいる大橋堂の万年筆、使ってみたいと思いませんか?

2014.01 (KopiLuwak-LS)

自社工場で生産できることは自らが販売をする

町工場の提供する技術には、アメリカの主要な製品群の部品として使われているところもあります。

たとえばロケットに使われる一部の部品を製造しているといった按配です。当の工場従事者らは、ただ部品をひたすら作っているそうですが、それがロケットの何に使われているのかを把握しないまま、ただ製図のとおりに仕上げて納品しているといいます。しかしながら、工場自らアメリカの主要組織とのパイプを築いて受発注の関係を持っていて、信頼を得ています。

もはや自社工場で生産できることは自らが販売をするという社内ですべて完結することで、無用の大企業を通す必要がなくなります。

実際にものづくりをしている現場への還元率が高まることで、労働主義的な報酬体制を築くことが可能となっていくでしょう。

海外向けに販売ルートがあり国内のしがらみを解消する意味でも、より海外市場に目を向けた活動が肝心なこととなっていて、諸外国への輸出を加速させることは大切です。

そこで気がかりなのが、円安・円高といったレートです。輸出するうえで相場の上下は納品物の価格を上下させることになりますが、そのへんはつりあいのとれたところに収まっていることが前提となります。一時期、ドル円が75~80円にもなりましたが、現在は100~105円に収まっており、比較的日本政府が目指したレートになっています。

2014.01 (Citticyle-LS)

人の感性に直接響くような日本の道具

日本は高度経済成長の後経済は停滞どころかデフレ状態が20年以上も続いています。

大企業は下請けの仕事を日本の中小企業から海外に移して経費の削減をしています。確かに海外の途上国で部品などを製造すればかなり人件費が削減され、その結果商品は安く仕上がることになります。しかし、それで本当に質のいいモノづくりが出来るのでしょうか。

奈良には昔から書道の道具を作っている小さな会社がたくさんあります。その中には筆を作って売っている会社もあります。書道に使う筆は色々な動物の毛を使って作られており、決して工場のラインで作れるようなものではありません。職人が手間暇をかけて一つ一つ作っています。人間の感性や繊細さが必要とされる仕事です。

最近その会社では化粧筆などを作って販売したりしています。化粧筆なんて海外製の100円均一の安物でもいいじゃないか、と思ってしまいますが使ってみればそれは違うということがすぐわかります。 ちょっとした肌の上での濃淡の違いやふわっとした質感など、職人の手作りでしか味わえない感触があります。

日本には筆だけでなくこういった質感や感触を生かすような道具作りをしている会社がたくさんあります。

人の感性に直接響くような日本の道具類をもっと海外向けに売り込んでいったらどうかと思います。

2014.01 (Azuki-LS)

アルミ窓は国内だけで終わっては勿体ない

中小企業は生き残りに必死となっています。生き残るためには独自の技術が必要なのです。

私が伝えたいと考える仕事は、アルミ窓の生産です。

アルミサッシによる窓の生産は下請けでやっているケースが殆どです。 質のいい製品を作らなければ下請けから切られてしまいます。

私は三協HD(旧三協立山アルミ)の下請け会社で働いていたことがありますが、とても厳しい製品検査が行われます。 クレーム1つで下請けとしての信頼を失いかねないので、どの会社も信頼できる製品を作るための技術を磨いています。 その上大量生産に対応しなければなりません。両立するのはとても難しい選択と思われます。

私が働いていた網戸の生産ラインでは、大量生産と品質向上を行うため、日々ミーティングを行っていました。 この部分を変えれば傷を付けずに高速で生産できるということを、ラインの中でみんなが話し合います。話した結果を実践して、何度も修正しながら納得のいく工程を作り上げました。 これにより単純に機械で加工して組み立てるのではなく、各々がアルミ材をしっかり見ながら行える環境を作ることに成功しました。

そのお陰で色んな製品を手掛けることが出来るようになりました。
色々あって退社しましたが、評価をもらえれば仕事が貰えることを実感することが出来ましたね。

アルミサッシの窓は、世界に発信しても通用すると思っています。 これらの技術は残していかなければいけないと考えます。アルミによって日本は様々な発展を遂げたからです。

世界にはまだそのような技術を持っていない国も多数あります。そういった所に技術提供出来れば、さらに発展が期待できると信じています。

今後もアルミ業界の更なる発展を期待しています。

2013.12.14 (Faimo-LS)